【薬剤師】になるためにした私の勉強法

勉強

こんにちは、蒼い小鳥です

薬剤師になって数年経ち、今は管理薬剤師をやっています

薬学実習生に教えることも多く、理解していないように感じています

薬学実習生がどんなに一問一答形式で覚えてもそれだけでは武器にならず、少し違う視点からの問題になってしまうとほとんど回答できないようです

私がやってきた勉強方法ではそのような問題が出てしまっても解けると思います

少しでも参考になれば嬉しいです!

では、行ってみましょう

勉強するためのポイント!

勉強方法は以下の二つに大きく分けること

暗記系科目と思考系科目

この二つに分けることで、時間を有意義に使うことができます

暗記系科目

暗記系科目は以下の科目であると考えています

衛生、薬理(基本部分)、製剤学、法規

これらの科目は電車の時間やご飯の前の数分などの空き時間などを使って勉強することができる科目

低学年時代だと薬理や衛生(特に薬理)に時間を割き、国試前だと法規に時間を割くのが良いと思います

衛生、法規の勉強法

衛生や法規、製剤学は基本的にただ覚えることが多く、時間をかけた分だけ成績は上がるが頭打ちが早い

勉強する方法として、問題集をひたすら解く

間違った問題は数日後から数週間後に再度解きなおし、問題が解けるか確認

薬理(基本部分)の勉強法

薬理(基本部分)の薬効や受容体、名前については覚えることが多くあるように考えがちである

だが、ステム(薬の語尾が同じもの)を知っていると覚えやすいも多く、覚えるものも激減する

例)カンデサルタンやテルミサルタンのステムは〈~サルタン〉、ファモチジンやラニチジンのステムは〈~チジン〉など

そのため、ゴロを使って薬効薬理や機序などを覚えると点数を取りやすい科目になる

このように暗記系科目は時間を少しでもかければ得点につながるためモチベーションは上がりやすい、だが頭打ちも早くしなければ忘れてしまう科目であるとを理解してほしいと思います

思考系科目

思考系科目は以下の科目であると考えています

物理、化学、生物、薬理(発展部分)、病態、薬物治療、薬物動態、物理薬剤、実務

これらの科目は、時間をかけて理解することで忘れにくく再度復習しなくても点数が落ちずらい科目

物理、物理薬剤の勉強法

物理、物理薬剤は何を求めるために計算するかを理解して、どのように計算すれば答えが出るかを考えることで重要です。

それが出来たら、計算を繰り返し経験を積んでいきましょう

例)物理の0次反応、1次反応、2次反応は両方に出てくる内容で式も作ることができるのでその点を理解するのがよいでしょう

化学の勉強法

化学は覚える科目のように思いますが、その覚えたことを使うことをどれだけうまくできるかを聞いてくる問題が多いです。

もしかしたらこうなるかも!などの思考を繰り返すことで問題が簡単に感じる時が出てきます

生物、薬理(発展部分)、病態、薬物治療の勉強法

生物、薬理(発展部分)、病態、薬物治療は暗記する必要はあります

ですが、この科目は繋がっていることが多く、内容を理解すればするほど楽しくなっていくでしょう!

例)腎臓はネフロンの集合体でネフロンは腎小体と尿細管からできている。その中でもヘンレループに作用する薬をループ利尿薬といい、Na,K,2Cl共輸送を阻害することで高血圧などに効果がある。副作用は再吸収しないため、低K血症などになる可能性がある。

このように簡単にではあるが生物、薬理、病態、薬物治療をまとまりで考えることで知識の取りこぼしをしないようにできる

実務の勉強法

実務の内容は、生物、薬理(発展部分)、病態、薬物治療の勉強法に書いてあるように全体の知識と思考が出来れば特に問題なくテストの点数を取ることができます。

最後に

今回はおおまかな考え方に絞って説明させていただきましたが、もう一度振り返るとこんな感じ

  • 暗記系科目と思考系科目がある
  • 暗記系科目は時間的融通が利きやすく、すぐに点数アップに繋がるが忘れやすい。問題を何度も解いて覚えるのに向いている
  • 思考系科目は時間がかかりやすいが、すぐに点数には繋がりにくいが忘れにくい。問題を解くことも必要だが、いろいろな科目を繋げて覚えることで繋がっている科目全体の点数を伸ばせる

この考え方が正解というわけではありません

ですが、少しでも共感して理解を深めてもらうことができると嬉しいです

今後は、私がやっていたそれぞれの科目の勉強の仕方などを配信していきたいと思っています

配信があまり遅くならないように頑張っていきたいと思っています

よろしくお願いします!

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